novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

マストドン(で立てたサーバー)にクレーマーは来るな、というのは無理筋ではないかな

togetter.com

マストドンがサービス名みたいになっちゃってるの、そろそろ改めないと何の話かわからんよ、と思いつつですね。

本件みたいなやつ、無理に決まっとるじゃん、としか感想が出てこないんだよな。分散化してポリシーを絞りましたって言ったところで「オープンな箇所に置かれている」時点でこれは避け得ないでしょ。

逆に言うと、Twitterは曲がりなりにもこういうので破綻しないようにコストを掛けていた(いる?)わけだ。それを個人だったり小さい組織でやるのは無理があるよね。祖雨考えると、Winny2が(名目なのかもしれないが)実現しようとしていた、P2Pポエム配布システムというのがこの手の話の考え方としては正しいだろう。そうじゃなければ、結局のところ社会の要請に合わせてモデレートする仕組みは必要だし、それをオープンにすればおかしな要請が押し寄せることも容易に想像できる。センシティブな話題を扱うのであれば、それに同意した人しか見れないという最低限の制御が必要だし、そうするとオープンでやるマストドンのサーバーでは難しいでしょ(ここでいう難しいは技術的な問題ではなく、単に時間=金が足りないってことに尽きるよね)。連携切ってやりましょうってことで。

ガルパについての長めの感想(その1)

前回のエントリの続きです。ガルパ編。てか、バンドリなのかガルパなのか、どっちが正式略称なのか。

bang-dream.bushimo.jp

先日5.5周年って言ってたから結構な期間継続していますが、割と大きめの機能追加とかも最近あったりでまだまだやる気はあるようです。
(プレイヤーとしては修行したゲームはできるだけ終わらないの大事ですからねえ…

ゲームシステムについて

僕の周りでは、何人かが「ちょっと加速して落ちてく感じの独特の落ち方が苦手」と言っている人が数人います。他の音ゲーが上手い人なのでそうなんだろう。僕はと言うと、古来から音ゲーを目押ししていないのでそういう違和感はあまり感じなかった。けど、スマホでやってたときからiPadに変えてからFast判定が異常に出るようになったのである程度落ち方に影響されているところはあるんだろう。速度を上げて判定も変えてアジャストできてきたのでようやくちゃんとできるように。

落ちてくるノート(ここではプレイヤーが叩くなどのアクションをすべき音符に該当するもの)の種類は単ノート(タップする)、スライドノート(ホールドして特定のタイミングで離すもの)、フリックノート(単ノートか、スライドの最後にフリックをしなければならないもの)で構成されていて、2本指で叩けるようになっている。スマホ持ちながらの親指プレイも可能だけど、左右に激しく振られるものがあるのでその場合は難易度が高い(タブレットでやるより移動距離が少ないのでスマホだから悪いところばかりではないですね)。
この辺の譜面のバランスは結構よくできていて、組み合わせと曲の速度で難易度が高い曲はあるけど大抵の曲はある程度特定のパターンを叩けるようになると演奏を楽しむことは可能(これが重要)。やっぱり演奏している感があることが個人的には一番楽しいです。ただ、フリックの判定はまあまあ厳しい。スライドの最後がフリックの場合、曲が速い、次にすぐノートが来る、みたいなパターンのときに抜けがち。あとスライドが踏み外すことも結構ありがち。スライドの横判定はそんなに厳しくないんだけど、それでも抜けることはよくある。

総合して、プレイの部分のシステムは難しすぎず、簡単すぎず、音ゲー入門編としても悪くないんじゃないかなって思います。ノートを見やすくするカスタマイズもたくさんありますし、練習機能もあるし、とっつきやすいんじゃないかな。

譜面の難易度がEASY、NORMAL、HARD、EXPERT、SPECIALってあって、SPECIALが一番難しいというわけではない(曲による)んですがスライドノートが変な形になったり横方向指定フリックがあったりでギミック的に難易度は高まりがち。EXPERT全部クリアできればまあまあ上手と言って良いのではないでしょうか。ガルパはライフ制で一定以上ミスをすると曲が強制終了しますので、うまくならないと最後までできなくて楽しくない、って人はいるかもしれない。
個人的にはEXPERTのAP(All Perfect、つまり、システム上は完璧な演奏)を全曲とは言わないまでも大半は取れるように修行中。

獲得ポイントの都合上、マルチプレイでイベントをやることが大半なのですが、マッチングなどは良好。どんな時間でもすぐマッチングする。んですが…
まあマルチソシャゲあるあるなんですけど、いわゆる「効率曲」問題があるんですよねえ。短くて効率のいい曲をひたすら選んでくる人がいるのとそれを見るなり切断する(ほぼペナルティにはならない)人がいるのでそういう部分の治安は悪いです。もっとも、マッチングがスムーズなことからそれほど問題ではないです。高効率を求める人の気持もわかるし、同じ曲を何回もやりたくない人の気持ちもわかる。

収録楽曲について

ガールズバンドなので、カバーも含めみんな女性ボーカル曲です。インストはないです(なかったよね)。かなりの分量のオリジナル曲(ストーリーにかかわるものが多い)とそれなりに大量のカバー楽曲が収録されている。カバーは原調じゃないものも結構あるので人によっては違和感があるかもしれない。曲の長さは1:30~2:30くらい?マルチではプレイできないfullバージョン楽曲もあってそういうのは5分とかある。初期曲を以外開放するには、イベントストーリーを見る、イベントをこなすことでゲットできるアイテムで購入する、そのアイテムを課金で買う、などありますが、基本的に全曲クリアを目指してこなしていけばいつの間にか開放しているのでお金はかかりません(良心的)

曲の中身についてはバンド別の話の中で

ストーリーについて(全体編)

基本的にはバンド活動を通じて色々あって成長してやったぜというお話(一部目的が違う感じのバンドがありますw)。凄惨な事件が起きたりとか決定的な亀裂が起きたりはしませんし、揉め事はだいたい解決済。長年やってきた成果ですね。とはいえ、たまーに「進級」したりするので、次の6周年でまた大きくストーリーが動くということです。どうなるんだろう。
この世界の特徴として、モブキャラ(メインキャラの親兄弟なども含む)以外に男の存在が非常に希薄、というところがあります。それのせいで謎の異世界感があるし、そのせいで普通のラブソングみたいなのが成立していないってのもありますし、カバー曲だとこのキャラ何考えて歌ってるんだろうと思ってしまったりとか。まあ別にそんなにゆりゆりした世界というわけでもないんですが、まあしょうがないんだろうな。

ガチャについて

これはSYSTEMにも絡む話ですが、ガチ音ゲーというよりはキャラ音ゲーであるところの最大のポイントであり、課金ポイントでもあるガチャ。ぶっちゃけ音ゲーガチ勢においてはガチャ不要です。ゲームシステムの根幹に関わる部分でガチャが必須なことは何一つありません。ガチャが必要なのは以下。

演奏時に得られるスコアの向上

ぶっちゃけ音ゲーの演奏ガチ勢においては先述の「APをどれだけ出すか」こそがプレイヤースキルの価値であり、スコアはそれとは関係ない世界です。じゃあなにかってそりゃ「オレが一番」のためですよね(極論だけど)。スコアをたくさん取ることは曲別のハイスコアって概念もあるけど、イベントを周回するときの効率にも関わっています。ガチャであたりを引けば引くほど効率はよくなる。
イベントにより特効属性や特効キャラがいるんですよね。ガルパは7バンド(5キャラ)4属性なので、それぞれの最強編成を作るには140種類の最高レアキャラが必要です(まあそんなに引く人はほぼいないですけど)

所有欲

まあこういうゲームをやるモチベは欲しいキャラ絵や追加で読めるストーリーとかですよね。推しキャラを引きたいのは全ソシャゲのサガであり、ガルパも例外ではないというだけです。

実用性

上手くなればなるほど意味がなくなっていきますが、ライフ回復のスキルがあったり、無敵になったり、判定向上のスキルがあったりするので、下手なうちはお世話になります。

というわけで、ガチャしなくても楽しめるし、プレイは上手くなくても普通のソシャゲと同様ガチャに楽しみを見出す勢もいますね。

各バンド編も多分後で書くけどとりあえず一つだけ書いとく。

Poppin' Party

anime.bang-dream.com

主人公バンドですね。新宿区バンド(名字が)。ガルパはリアルバンド(声優の人が演奏もする)なので、演奏のクオリティは…とおもいきや、そうでもなくてちゃんと演奏できています。まあ、昔の映像とかちょっと危なっかしい感じはあるけどだんだん上手くなってるのは見て取れるし、頑張ってるよね。ボーカルも上手い。前述の通り男がいない世界なのでキャラの造形的にうーんと思うことが結構出てきます。物語全体の主人公でもある香澄はまあよくある勢いだけで周りをかき回すキャラ、それに振り回される周りも一癖も二癖もある感じでちょっとお前高校生らしくしろよ的な感じはありますけどw
曲は王道ポップ系ロックみたいな感じのが多いです。なので演奏はとてもしやすくて難易度が高い曲もそんなにありませんし、とっつきやすい。
歌詞はどうしてもストーリーよりになるので成長とか仲間とかそんなプライベートの話ばっかり聞かされても感がまあまああるような気がしなくもないです…でもまあ曲は結構好き。ガルパは全般的にElements Gardenが関わっているので他のバンドの曲はElements Garden臭が強いものが結構あったりするけど、ポピパのはそうでもない(と思ってるけど、エレガ全体カバーしてるわけじゃないのでそうじゃないかもしれない)。わりとこう、それ高校生には作れんだろう的なギターリフぶち込んでくることが多くて曲としてはなかなか良いんですよね。このノリの高校生には作れんだろ的ですが…
推し曲は個人的にはカバーだけど、セツナトリップ。ボカロ曲であるこの曲、いろんな人がカバーしてるけどその中でも一番好きってのがあります(香澄の声優である愛美は歌唱力あるよなあ)。
一方で、歌唱力あるだけに逆に「歌ってみた」みたいな感じになるカバー曲も結構ある気がする(オリジナル曲はキャラ声感強いけど)
オリジナルの曲も色々良い曲あるけど、マイナー調のAメロからぐぐっと展開してメジャーのサビって展開の曲が一番合ってる感ある。Breakthrough!が今のところ一番好きかな。

なお推しキャラは有咲です。常識があるようで振り回せされておかしい話に付き合って一緒におかしくなるあたりが良い(なんでだ)。でも、3D PVとかアニメとかの3Dモデリング、変にぷっくらしててあんまり可愛くない…2D絵は良いんだが…

なんでインターネットに言葉を投げているのに「批判された」って文句を言うのだろうか

何回も言っている話ではあるけど、Twitter追悼(まだ死んでませんが)として。

mixiからTwitterみたいな流れがあったのがそもそも不幸も不幸、日本のインターネットを悪くしたのではないかと思ったりしてしまうんだけどさ、学校裏サイトとかもそうかもしれないけど、まあとにかくみんなインターネットのサービスは「仲間内だけでのコミュニケーションができるもの」と少し勘違いして始まっているよね。インターネット老人会的にはチャットツールだって分断されていたし、今ならLINEだってそうだし、公開範囲を制限してコミュニケーションするツールなんて山ほどあるって思っちゃうんだけど、なぜTwitterが「全世界につぶやくもの」と強く認識して自制心とともに使われなかったのか、という点だけが今となっては残念だよね。

でも、その動機として「Buzzりたい」みたいなものはあっただろうし、それに伴う危険なんて度外視されてたんだろうなとも思う。

承認欲求を満たされたい、っていう気持ちはわかるけど、なぜそれを全世界規模の相手に対して行ってしまうのか。まあ単純な話としてはそれは無知だからよね。結局のところ、インターネットを使っている人の大半は実はインターネットがなんであるかなんて知らないんだよ(インターネットは免許性にすべきみたいな議論も成立しうるとすら思う程度にはね)。まあしかし、今のインターネットはもうインフラとしては公道みたいなものだけど、そこには標識もあんまりないし、ルールも定かではないし、仮にルールがあったとしても学校でそこまでちゃんと教えてくれない。道路だったらとりあえず赤信号渡ったら危ないってことくらいはわかってると思うけど、Twitterでつぶやくと何がおきるかもしれないか、なんてあんまり教えてもらえないよね。そして、真面目にルールを作ったとしてもそのルールは公道のルールよりも複雑で、かつ流動的なものになるだろう。

そう考えるとさ、赤ちゃんが道路に飛び出してくるようなときに「ルール守んねーやつが悪いから」でブレーキかけないで轢いてよいかというとダメだろうけど、分別があるはずの大人が道路の真ん中歩いてたらクラクション鳴らされる罠。問題は、車に載っている人から見て、そいつが大人なのか赤ん坊なのか、にわかに区別がつかないってのがインターネットだ、というところなんだよ。その点から言うと、インターネットは実名制であり、常にリアルの存在と同一性を示しながら活動すべき場、という風に最終的にはなるべきなんだと思う(というか、例えばメタバースが行き着くところまで行ったら単なるネットワークインフラとしてのインターネットは本人認証を受けながら使われるところになるべきなのでは、と思わなくもない。サービスの中では匿名性を保っても良いと思うんだけど)。

ともあれ、今の段階のインターネットにおいては、CLOSEDなサービスか否かくらいはきちんと判別して、立ち振舞を変えるべきだと思うよ。なんどか言ってるけど、文脈が共有できている仲間内のDiscordはちょっとセンシティブな会話をしても誰も誤解をしないし揉め事にならない。とても居心地が良い。言ってしまえば、承認欲求さえ取り払ってしまえば(せめて、仲間内で称賛される程度で満足しておけば)、公開SNSで危惧される危険性などほとんど回避できるのでは、と思うよね。そうすると山師しか残らない感じになってしまう気はしていますが。