novtanの日常

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「誤解」があって「真意が伝わらない」人が真意を述べることはない

失言にも色んな種類がある。売り言葉に買い言葉、思ってもないことを勢いで言ってしまうことや思ってはいても言うべきでないことをつい口に出してしまうこともある。あるいは、政治的には言うべきではないが本当はいいたくてたまらないものがつい口から飛び出してしまうってこともある。いずれにしても、単に「言い方が悪かった」で済むような話は比較的レア。そもそも「誤解」で炎上している場合、好意的な解釈をしても問題のボーダーラインを超えてるんじゃない?ってレベルの話であることがほとんどだ。

当然なんだけど、人は社会的な活動を営むにあたって、社会性の欠如と受け取られる言動を自ら制限している。とは言っても、差別の問題なんかに見られる「社会性の線引き」は揺れ動いているし、答えのある話ではないよね。

さて、失言をして「真意がある」と発言するときの心理はどういうものなのだろうか。多分なんだけど、これは少なからず「言うべきじゃないけど本音あるよねみんなわかっているよね」という期待感から出てきているんじゃないか。
何しろ本音をポロッとしているんだから真意なんて別にありようがないわけで、誤解ってのは「オレはこれを言うべきではないが言ってしまった」ということだし、「真意」ってのは「本音を隠して語るべきだった」ってことでしかないので、あらためて真意を述べるということは現実的には不可能だからね。