novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

PR記事はなぜ嫌われるのか

タイトルPR問題って結局のところ噛み合わない点がそこに尽きるんだと思っている。

実のところ、僕にとって、「PR記事だから嫌い」という感情はさっぱり理解不能なものなのである。というか、広告が好きなのである。(テレビCMというわけじゃないよ)大体、ほぼ日とか好きな人結構いるでしょ(僕は見てないけど)。

コピーライターの人たちが何気なくえぐり出す非日常とかも好きだし、(最近あんまりあれだけど)パーツ屋が隣の店に負けじと繰り出す広告も好きだし、メーカーが開発に苦労した話を見るのも好きだ。うちの製品がよそに比べて以下に優れているかのアピール(昔はだめだったこともあるよね)も好きだし、あ、こんな商品が成立するんだーというのを見るのも好きだ。

一方で、広告に無理やり誘導されるのはあまり好きじゃない。だからテレビCMって「番組に集中」しているときに流れるとイラッとするし、お茶の間の時間的なところでダラッと流れ続けているのは好きだ。ネットサーフィンをしているときに何気なくたどり着いた記事が広告記事でもかまわないけど、押す気のないバナーを無理やりに近い形でクリックして辿り着いた先の広告は滅びれば良いのにって思う。

つまり、僕にとって広告が嫌いなのは、広告だからではなく、無理やり見せられるからだ。とすると、PR記事が嫌いでクリックもしたくない、という人の思いはもしかしたら広告記事とわからずクリックする行為が「無理やり」に類するものだからなのかな、と想像はする。

でも僕は思うんだよね。じゃあ、そのクリックって必要だったの?って。

僕はインプット重視の人間なので、たとえ行った先がなんの価値もないクソ記事だったとしても、行ってみるということが大事だし、まあ行き先のクソさ加減が100%に近ければもうその名前のところには行かないってだけではある。だから、タイトルのPRって入っていることは判断の一つとしてはそれなりの重さを持っているのだろう。でも、それでPRが付いているところには全く行かない、ってのはもったいないとすら思うんだよね。時間の無駄?ならばネットで知らないところにアクセスすることはもうやめようぜ?信頼のおけるポータルの信頼のおける、自分好みの記事だけ読むってのはそろそろできるんじゃないかな。なんだったらウェブやめて書籍だけに絞ってもいいんじゃないかなあ。

とはいえ、僕だって「なんだPRじゃん、時間の無駄だった」と思う記事もあります。製品の記事で言うと「とにかくすごいんです」としか言わないやつとか。情報度0。まあアフィサイトとか大半これだったりするけどね。今の検索上位の比較系アフィサイトなんておんなじフォーマットの記事でメーカーごとにこのメーカーがおすすめとかやってるじゃん死ね検索に出てくんな、とか思うけど、それをメーカーの記事がやっちゃダメだろ的な。まあインチキメーカーだなという重要情報がインプットされるという意味では全く無意味ではないですが。

質の良い広告記事は世の中に寄与すると思っているので広告記事ライターの人は逆風やクソクライアントに負けず頑張って欲しいものです。