おおよそ、「契約書がない」取引ってそこらじゅうで行われてたりしますが、まあ当然ながら何かが真っ当ではない結果発生しているものであって、その中には「契約が遅れている」も含まれるけどこれは対処のしようがあるので除外するとしてですね。
「うちの業界ではこうなんだよ」なんてのは実際には「うちの業界は後ろ暗いことをやってまーす」という宣言でしかないんだけど、そのルールじゃないと成立しないと思い込んじゃっている人たちはそれが悪いことだとすら思っていない可能性すらあるよね。そういえば「うちでは労働基準法は採用していない」みたいな話もあったなｗ
暗黙のルールで行われていることの大半は、社会通念上のあるべき姿に反しているし、もっというと、ほぼ法律に違反しているだろうけど、それを明示的にしないことで逃れてきている。そういうのが可視化される世の中である、というのは21世紀になってちょっと良くなったところだと思う。
ところで、じゃあ、そのルールを明示的にし、正常にしていったらどうなるのか、というとやっぱり短期的には死ぬお仕事や会社がたくさんあるんだろうと思う。商機を読み違えて、みたいなのと違って、明確に誰かがトリガーを引いて行うことだから、「俺たちを殺す気か！」みたいなことを言いやすいんだよね。パチンコみたいに規制強化を徐々にやっていって殺していくほうが良いと思うんだけどさ。
もっとも、テレビにせよ、マンガにせよ、真っ当な方法で仕事をしている人たちはたくさんいるわけだから、実は吉本やジャニーズや大手出版社が潰れたところで、コンテンツ供給という意味ではなんとかなっちゃうのかもしれないけどね。
いうても、そんなんじゃ芸人育たんぞ、って話があるかもしれないんだけど、それって単純に言って蠱毒だよなあなんて思ってしまうわけですよ。
