こういうの読むと複雑な思いを抱く。
enpitsu-megane.hatenablog.com
てのは、20年前の僕はまさにそれと同じことを思っていたからですね。
とはいえ、僕はコミュ障と自分自身を規定したことはないけど。初対面の人と話すのは非常に苦手であるのは未だに変わらない。でも、あえてそこにぶっ込んだこともあるし、色んな友人関係を続けていく中でそういった苦手意識は少しずつ克服されていったし。
店員ってのは違う。僕は商品が見たいのであってお前と話したいのではない。そう思っていたんだけど。
いつの頃だったか。やっぱり仕事をするようになると「客」とコミュニケーションを取るということはどういうことなのか、考える機会は増えるし、お店というのはビジネスのヒントがあると思うとそもそも彼らがなんで話しかけてくるのか考えるようになったりもしたし。まあそれは結果的な話であって、本質的には僕自身が仕事で色んな人と接していく中で、知らん人とテキトーに会話することが大して辛いことじゃないと体で覚えたからなんだろう。
あらためて店員さんと話してみると、もちろん向こうは買ってもらおうとあの手この手を駆使してくるんだけど、逆にこちらとしては眺めているだけではわからない有用な情報を引き出す事もできるし、彼らも「店員に騙されてろくでもないものを掴まされた」と思われるのは嫌だからきちんとした提案をしてくるのが大半だなあと。
そうじゃないパターンももちろんあるけれども、普通に話をするようになると大体ちゃんとしているかどうかは見極めることができてくるんだよね。
そうすると、単純に自分にとってプラスという部分だけを上手く利用することが出来るという成功体験が身について、結果として話しかけられることを厭わなくなりましたとさ。
ただし「Tポイントカードをお持ちですか?」お前はダメだ