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novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

時間を「払う」というあまり言語化されない感覚について

Web 社会

難しい話なんだけどさ。

一番安くて評価の高い店を検索するのは、非常に時間をかけて行われる、集団的な自殺だ」というTシャツを作ろうと思っています。 - naruyoshi kikuchi INTERNET TROISIEME

 「金払え」というと、陰性の反応が物凄く、最近は「何で音楽なんかに金払わないといけないんですか」ぐらいの経済倫理というか、もうとんでもない事になっていて(笑)、更には「SNSなんか止めて金払え」と、いつもの前置句を置いたりなんかしたら、取り囲まれて殺されてしまいそうな世の中ですが、SNSは互いの首を絞める、<共倒れ>の方向性が、いよいよ露骨に成って来たので、このまま「SNSなんかやってないで金払って生きろ。これは単なるリア充の上から台詞じゃないぞー。リアルに真の充実なんてあるかバーカ」と言い続けながら合衆国大統領まで上り詰め、ダラスで暗殺されようかしら(出来うる限りムリーロ・ブスタマンチに)。

こういう感覚って「お金は7割捨てるもの」みたいな感覚が必要でさ、みんなそれは嫌だから上澄みを吸いたくてそれが流行になって的なものってのはあるよね。昼飯代削ってCD買うみたいなことって実際にそんなことしなくてもCD買えるようになってからやるかって言うとやらない。昼飯代削って代わりに使うの時間だからね。要は、金払えじゃなくて時間払えなんだよ。そこのショートカットを出来るような文化にならないと「儲からない」わけだし、売れるってのはそういうことじゃない。

金があって時間もある人が最上級で、金がなくて時間はある人がその次にいて、金も時間もない人がその次(害にならないという意味で)で、金はあるけど時間がない人が最下級に位置すると思うんだよねこういう話では。で、圧倒的にパイがでかいのがその最下級なわけ。だから広告モデルってのも成立するわけじゃない。みんなが金じゃなくて時間を使うようになったら安くて良いものと高くて良いものだけが生き残るんだろうけど、実際には高くてまあまあなものと安くてそんなに良くないものが売れたりするわけじゃない。下手すりゃ高くて全くダメなものが売れたりもする。でもそれはそれでよいんだけどね、マーケットにお金が落ちるから。
来る返す感じになるけど安くて評価の高い店ってのはさ、検索していくもんじゃない。口コミサイトの賞味期限を見ているとわかると思うけど、評価というのは金で買えるわけで。消費者側としては本当は同じ金を使うなら経験値を積み上げるために金を使うべきなんだよ。捨てれる金と時間さえあればね。安くて評価の高い店を検索するってのは金の捨て方が間違っているってこと。でも、そうやって金を捨ててくれる人がいるからこそ、安くて評価の高い店が存在しうる。安くて評価の高い店だけが存在しうる世界は成立しない。
金の話だけだったらそれで終了なんだけど、もっと大事なのが時間なんだよなー。時間の代わりに金を払えるのであればそうしたい。でもそういうわけにもいかない。で、自分で金を使う結果として損して得(なのかどうか疑念はあるけど)とる人と、時間を使っている人や物に金を出す人がいるべきなんだよね。それが崩壊しているのは頼まれもしないのにレビュー書く人が時間と金を結果として搾取されているからなのかもしれないし、その代償として自己承認が得られるというSNSの仕組みがそれを加速しているのも否めないのかなーって思うとSNS滅ぶべしと思わなくもないし、結局のところ最適化って言うのは人類を実質的に滅ぼすんじゃないかな(みんなロボが作り出した食料を食べロボが作り出した文化を満喫し退廃すれば良い)。

時間も金も無駄遣いしないとダメなんだろうな。