novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

男の妄想が痴漢レベルだったとしてもそれは痴漢の行動原理を説明していない

だって妄想しても痴漢しないもん。

だけど、「どぶろっくを笑う世界」には、痴漢などの性暴力は存在しないことが前提になっている。同じ世の中にそういった被害は実際にあるのに、その被害とどぶろっくは別々のものと認識されていて、観ている人たちの中で、まったくつながっていない。

Love Piece Club - どぶろっくと痴漢の関係 / 田房永子

僕はどぶろっくって見たことないんだけどね、テレビ見ないし。でもここで書かれている一連の話はなんだかちょっとおかしい。
ここで解説されているどぶろっくの笑いのポイントって「痴漢したら捕まった」とかそういうのじゃないわけじゃないですか。誰しも(とまでは言えないかな?)が持っている妄想をあられもなく開陳しているだけであり、そこに痴漢につながるものはない。あえていうのであれば、痴漢経験者にとっては気持ち悪いかもしれないってこと。仮に非難されるのであれば「もっと痴漢被害者のことに配慮しろ」ってことでしかないと思うし、それってありとあらゆる犯罪につながる事象については自粛しろ(つまりありとあらゆるものについて表現するな)って言っているのと大きくは変わらない。

よく、妄想、願望を持っているが故にそれを実際に(犯罪的に)行なってしまうと誤解されがちなんじゃないかと思っているんだけど、例えば「嗚呼あのアイドルが自分のことを好きになってくれないかなー」みたいな妄想をこじらせる人ってごく一部じゃないですか。
こういう妄想ってあるよねって思うこととそれを実際にやっちゃう人の行動原理には依然として理解し難い壁が立ちふさがっている。

こんな感じでなんかわかっちゃった風に思い込むのって色んな意味で危ないんじゃないかなーとも思うんだよね。「膜の中」っていうストーリーはもしかしたら妄想こじらせ痴漢の行動原理は説明しているのかもしれない。でもきっと行動原理が違う痴漢も山のようにいるんだろうね。いや痴漢が山のようにいるってヤだけど…