novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

人を躊躇なく殺害する描写について思うこと

シロクマ先生のガンダムの話に触発されたわけではないんですが、ここ最近いわゆる「最近のラノベ」的なもので話題になったやつを斜め読みしてみるテストをやっている中で、まあ某劣等生とか某ゲートとかに触れてみたんですけど、なんだろう、そのモンスターを人間に置き換えた的な、いわゆる暗さを持っているのか持っていないのかよくわからない風のアレがアレでなんというか。

でまあそういう描写がゲームの影響がーとか社会の情勢がーとか言うのは簡単なんだけどそういう分析的な話じゃなくて単純にベトナム戦争後くらいから目指されてきた何かが壊れてきてんじゃなかろうかという怖さを平和な日本の住人として感じているんだよなーというか戦後に生まれた私たちがマジョリティーになっていくと何が起きるのかに対する懸念とか漠然としたイメージしか持てないのがなんだかかんだかですがまあ平和ボケなんでしょうか。僕が。

俺TUEEEとかそういう話でもなくて、単に圧倒的な力を持っているものが思想と文化の違うものを容赦なく叩きのめす(免罪符的に手加減したらやられる的なことが書いてあったりなかったりするけど)ということが当たり前とか仕方ないとかそういうロジックでなんの躊躇もなく行われることとその後そのことは単に出来事としてしか捉えられないということがやっぱりなんか不気味ではあって悪人に人権はないと言い放ったリナ=インバースさんですら跨いで通りそうなリナまたストーリーというかなんというかで別に言われているほど最強主人公自体が問題とは思わないんだけどそうじゃないある種の平和に対する諦念みたいなもののほうが中に入り込めない何かというか。