novtanの日常

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ラーメンにとって「濃い」とは

割と近所にいわゆる「濃い」ラーメン/つけ麺の極北と言える、無鉄砲/無極というお店がある。前者はラーメン、後者はつけ麺。これ→無鉄砲
いやー、わかるんだけど、これは無理。何回か食べてみたけど無理。歳だな。決して美味しくないわけじゃないんだけど、なんというかな、濃すぎて3口くらいで終了。後は消化試合。確かにインパクトはすごいし、実際嫌いじゃない。でも自他共に認める健啖家である僕が「これどうしよう」って思ったのは後にも先にもこの二店だけだったりする。何回か行ってみたけれども、満足感の先にある苦しさにいつも到達してしまう。残すなんてことはできませんから必死で食うけどね。
一方、これまたわりかし濃さを売りにしているお店に行ってみた。ここ→高円寺ルック商店街-豚骨ラーメンじゃぐら
これまた濃いんだけど、こっちは満足感で終われる濃さだったりする。同じ超濃厚ラーメンでもこちらの濃厚さは味わう濃厚だ。無鉄砲のは摂取する濃厚みたいな。チャーシューが肉々しすぎているきらいはあるけど。

そもそも、ドロドロ系ラーメンってのは僕にとってはそれほど馴染みのあるものではなく、とはいえ古くからのチェーン店である天下一品の濃厚さはそれはそれで好きだったりする。ただ、ラーメンに求める大事な点って「濃厚さ」そのものじゃないよなあ。別に複雑な味とかそういうことを言いたいわけでもなく。

元々結構スッキリとした味わいのラーメンが好きなところもあるんですよ。できた当初の池袋のまるきゅうとか、最近だと江古田の麺や金時(ここ→麺や金時 - 江古田/ラーメン [食べログ])なんかがいい感じで、鶏スープの澄んだ味わいってのは他の素材では中々出せないものだったりするよね。ただ、澄んでいるしさっぱりしているけれども、味わい自体は濃厚なんですよね。旨味が濃厚っていうか。

歳とともに求める濃厚さの方向性が変わっていったのかもしれないですね。