novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

弱小(はてなでは中堅)ブロガーの僕が書き続けるに至っている理由とは

ブログ論花盛りである。暑くて死ぬ。いや熱くて死ぬ。

ブログは「言いたいこと」だけじゃない、届けなきゃ。 — 乱れなよ、そして召されなよ
ひょっとして俺はマッチョだったのでは - 24時間残念営業

その他沢山。でもまあみんなそれなりの位置にいるブロガーなので、参考にならない。ならないよ。マッチョだよ。いや僕もちょっとその気配はあるけど。

そこでだ。弱小(はてなでは中堅)ブロガーである僕が書き続けていて、そこそこアクセスを集めている理由を説明しよう。みんな絶望するなよ!

まず、僕のブログのエントリーを大別すると(例外はあるにしても)3つくらいに分けられる。

一つは、書くために書いている、書いただけのエントリ。継続は力なりと言いますが、継続することのもっとも大きいハードルはモチベーションです。僕が震災後からしばらくエントリーの頻度が落ちたのは震災が直接の原因ではないけれどもモチベーションが上がらなかったから。
「でもあの人達毎日書いてないですよね」
ええ。でも、あの人達は「書かずにはいられない」んですよ。
3行でもいい。何かを吐き出しておくことで次の箱を作る。

もう一つは、沸き起こってきた衝動をぶつけるエントリ。レビューにしても、社会問題に対するコメントにしても、とにかく自分の中の何かが外的要因によって着火した結果、最後の吹き出し口がブログであるようなもの。

もう一つは、何か心に溜まった、書きたいもの、伝えたいもの。

どうでもいいことのほうが説明を要するなやっぱりw

とにかく、書くということは人間の行いとしてはそれほど自然なものではありませんから、外的なモチベーションをくっつけてやらないと行けない。では、その目的とは何か。それによってやっぱり難易度が上がってきますよね。
有名になりたい、影響力を持ちたい、という目的に内在するのは「読んでほしい」ということである一方で、とにかくPVを集めたいってのは「お小遣い欲しい」に繋がっていることが多いように思います(主観ですが)。目的が違うと手段も違うし、何かが起こったときの対処も違うので一般化はしづらいです。往々にして続けられる人はとにかくアウトプットしたい(=だれでもいいから読んでほしい)ということが目的ではないかと思うんですよね。

コンビニ店長はこういいいます。

なんでそんなことができたんだろうって感じなんですけども、内的な必然性があったんです。自分の考えてることを共有する相手がいなかったからです。そして、書かないと自分がなにを感じて、なにを考えているかがよくわからなかった。俺はいまでもそうですけど「ひょっとして俺はこんなこと考えてるんじゃないかなあ」と思って書き始めて、文章にしたあとで「なるほど、俺はこう思っていたのか」と納得するようなパターンがかなり多い。ある意味で、自分の書く文章に洗脳されて生きてるようなもんだと思います。書かないと散漫なぼんやりとした妄想が、書くとそれなりにまとまったものになる。

ひょっとして俺はマッチョだったのでは - 24時間残念営業

これはただ書き続ける、という修練を(作家になるとかそういう目的はなしで)積んだ人はとても実感のあることだと思うんですよね。ぶっちゃけ、内在しているものをすべて話をしただけで吸収し、理解してくれる人がいるコミュニティーに所属していたら、こんなこと(書くこと)はしていなかったかもしれない、ということだってあります。

コンビニ店長曰くの「俺はたまたま文章書くイキモノだから」という言葉はとても重いんです。要はさ、僕もたまたま文章書くイキモノなんですよ。レベルは違うかもしれないけど。

アクセスなくてもめげない。だってそんなの目的じゃないから。

憧れますよ、そりゃ。1エントリ1000ブクマとか1エントリ100万PVとか。でも僕だって総ブクマ3万弱、総PV300万はあるわけです。書きたいもの書いてりゃどこかでその言葉は届きます。狙って(というよりは意識してかな?)書くのは毎回じゃなくていいです。

モノ書くイキモノじゃないと、続けられないっていう側面は絶対あると思うんです。自分の人生をアウトプットする方法は必ずしも文章だけではないし、文章ってのは実は結構ハードル高いんです。twitterが馬鹿でもできるのは長い文章いらんからだよね。

好きなら、いやモノ書くイキモノであれば、ブログを続けるなんてのはみんながアドバイスしているコツを身につければ簡単なことです。そうじゃないと絶対無理。ブログの体をしているけど単に特定目的のアウトプットだけ(政治的なものであるとか、何かに対する文句とか)ってのはまたちょっと別の話だよね。

とにかく「誰でもできる」ってのは間違い。炎上マーケティングさせてみたはいいけど続けられないってのは当たり前だし、もし、モノ書くイキモノである人が何かのきっかけとして炎上マーケティングしちゃったら取り返しがつかない結果になるかもしれない。

ということを書かなきゃいけないという強迫観念に押されて書いていますw