僕は、カフェイン系飲料一般でいうところの「覚醒作用」が全く機能しない人間である。いつどんな時間にコーヒーをがぶ飲みしたとしても、寝たいと思えば寝られる。効かないわけだ。もちろん、目が覚めるという以外の作用について全く無いわけではない。利尿作用然り。
ところで、先日3日間ほどコーヒーのない生活を送った。というのも合宿なるものをしており、コーヒーが出てこないのだ。コンビニも遠いところにあり、自販機の缶コーヒーを飲む動機もそれほどなく。
するとどうだろう。睡眠時間がごくわずか、というわけでもないのに、とても眠い。日頃から眠いことの多い人間ではあるし、会議で自分の出番がないと寝てしまうことも多々ある僕だが、日中、これほどまでに眠たくなったことがかつてあっただろうか。
もしかしたら、コーヒーは効かないのではなく、効いていたのではないか。
カフェインこそが僕の思考を支配していたのではないか…いや、カフェインを摂取していたのではなく、カフェインに摂取させられていたのではないか…
そんな妄想に浸りながらコーヒーを飲んだら思考がしゃきっとした。今日も頑張るぞ。