novtanの日常

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日本では「ブロックチェーン」は終わってしまうかもしれない

まあ、そもそも協会みたいなのが2つあって、どっちもやらかした取引所運営していた人たちが関わってたりするのを見るとなんだかなあってなりますけどね。

ともあれ、「それブロ」みたいな提案ばっかりされているブロックチェーン界隈において、ついに日本ではブロックチェーンそのものの定義もゆらぎ始めるような発言が界隈から出始めているような感じになってきていて、なんとなくクラウド元年のような雰囲気を感じなくもないんですが、クラウドはバズワードから一般IT用語にちゃんと昇格した一方で、ブロックチェーンはこれだけ立ってもまだテクノロジー優位なユースケースがパブリックな仮想通貨しかない(スマートコントラクトには期待しているが、結局の所、ブロックチェーン以外の技術で作ったものがデファクトになってもおかしくない程度だとは思う)のでなあ。

政府筋に提案するにしても、実績がなさすぎる。技術的な優位性があるわけではない、既存の要素技術+ブロックチェーンの根幹的なアイディア(コレ自体は新奇で特徴的だが)の組み合わせ「でしか出来ない」ことがあまり無い以上、既存の技術と優位性比較をされるに決まっているじゃない。なのに、要素技術側のフィーチャーを喧伝しまくる始末ですよ。これ、推進協会みたいな立場からするとネガティブな活動じゃねーの?担いでいる人たちが描いているのって「ブロックチェーンの」未来ではなく、「界隈の」未来だよね。

もっと現実的に優位なユースケースを実運用に乗せてから語るべきなんじゃないの?少なくともクラウドはモノが先にあったぞ。