novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

推しが悪い男(女)に引っかかる問題

個々の事例について云々するつもりはないんですけどね、アイドルやそれに類する職業…職業なのか?…における、「恋愛禁止」についてはまあそれがウリのアイドル(つまり、それが付加価値であるアイドル)でもない限りはもうあまり気にされないというか、疑似恋愛対象としての存在とはある種一線が引かれている、みたいなところもあると思うんですよね。思うっていうか、そうだよね。

まあ、一方で、その「疑似恋愛対象ではない」という明言のある中で「推せる」というのは何なのか。

  • 存在自体が尊い
  • 成功して輝いて欲しい
  • 子供を見守っている親の気分

等々あると思いますけど、そうすると「俺のxxを汚すな」というのは疑似恋愛対象でなくても十分に動機が発生するわけですわな。少なくとも、そういうものをウリにした活動をする場合は、汚れてしまうことは商品価値を大幅に毀損しますよね。

この界隈がやっかいなのは例えば「アイドル声優」みたいな存在は実際のところ何が商品価値なの、という境界線が曖昧だったりすること。アイドル歌手とかアイドル俳優も一緒。企業の資本が入って、少なからず企業の価値向上に貢献する、というのがコンテンツ業界のスポンサードの一つの根幹なわけですから、企業のイメージダウンに直結するような話はどうしても敏感に反応しがちだし、そういう柵がないアングラに近いところで行われる表現活動はある意味ドロドロし、ある意味サッパリしたりもしますよね…

ただ、この手の話って「受け手側が勝手に幻想を抱く」という話でもあります。なので、とてもコントロールは難しい。だから、恋人は作っても良いけど不倫はいかんよね、という一般的な話くらいでどうしても線を引かざるを得ないし、それで名演名作になるはずだったコンテンツがずっこけてもそのコンテンツの運としか言いようがないだろうし、商業的に表現作品を作るってのはどうしてもそういうところになっちゃうんだと思うので、あまり作品に罪はない(それはまあそう)ので俳優/声優の不祥事なんか気にするな、というわけにも行かないと思うんだよね(もっとも、評価が定まってる過去コンテンツをお蔵入りさせるのは単にもったいないだけだと思うけど)。