novtanの日常

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2023年Vtuber見てきての雑感

ほんと雑感です。

あまり熱心に見ているわけではないので切り抜き・まとめとかを見てきての印象でもあります。というか、配信ライブで見るの辛い。

んで、ホロライブとか見ていると「これ、テレビのバラエティとかでやらなくなった系だなあ」という印象が強く残っている。なんでテレビでやらなくなったかというと良くないから。なんでVtuberはやるかというと自主的にやってる(風かもしれないが)から。でもこれある種の承認欲求がスパチャによってダイレクトドライブして際どく、かつどん詰まりに向かって行っているようにしか見えないんだよなあ。特に去年に比べて今年はVtuberたちの抑制力がなくなったというか、ぶっちゃけ始めたというか、とにかく「設定は設定でーす」みたいな空気感がすごく出てきたと思う。まあ実質身バレや年齢バレみたいなのが続くとそうなるんだろうなあと思いつつね。

Vtuberという皮をかぶることでリアルと別人格としての活動ができる、というのが売りだったはずだけど、どんどん中の人そのもの感が出てきてもう残ってるの見た目だけじゃんみたいにもなってきているし、継続的に稼ぐためにはどうしても必要な活動がどんどんきつくなっているよね。これは物理的にもそうだろうし、精神的にも。特に後者は今年になってからかなり厳しくなったんじゃない?もうメタな話はほぼやり尽くした感あるし、そうなると最後残っているのは(女性型の場合は)エロ(あるいはシモ)しかないよね、ということでどうもそっち系のネタが増えてきているという印象もある。というか、そのくらいしかもうネタにならないというか。

一斉に流行ったゲーム配信するし、それぞれのVtuberのファン以外はもはや誰が誰でも一緒みたいになってきてるよね。新しくデビューしている人もまあまあキャラ付けだけが差別化されている感じもする。極稀に特異点のような人が現れる。ロケット工学アイドルとか。個人的にはむしろそういう方向性で特徴を出していかないと単なるアイドル系のVtuberって闇に落ちるだけなんじゃないかなあ(今のところ企業勢は完全にそうなる前に休養している気もするけど、そうなったあと、同じ様に稼げるようになるのか、はトップ勢以外は微妙だよね)。

配信系と動画系でもだいぶ違うと思うけど、配信系ってまあ厳しいと思うんだわ。でも現実的には配信系で成功したほうが稼げそうだよね。そのあたりもジレンマがありそう。コンテンツとして切り抜き・まとめに需要が出るのは熱心な視聴者以外は配信を見ることに耐えられないけど、断片的にはそこそこ面白いから、なんだと思う。ホロライブが3Dライブ配信の方針について声明出してたりするけど、まあやっぱ大変よね。

個人勢はその点ある程度自由が効くから本人がガッチリしている場合は安定感あるようには見える(逆に助けてもらえないことで消え去る人も結構いそうだけど)。鉄のメンタル感あるしぐれういとか、絶妙なラインを守っている今酒ハクノねーさんとか、そのへんは見てる方がそんなに辛くならないからねえ。

結局のところ、Vtuberというフォーマットが少し崩壊してきていて、中の人の活動になっちゃっているところがしんどいポイントで、最初からそこがきっちり割り切れるままで活動できている人たちはまだちょっと元気だし、推しの視聴者にキャラクター人気として支えられている系の人たちは定期的にメンタルやられているので、業界(特に企業勢)としては今年が正念場なのかな、と思いました。テレビタレントよりブラックになっちゃいかんぜ。