novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

被害者が加害者であるような構造の問題解決について

  • 組織としては望ましくないが、独裁権限のあるものの行為を止めるのが難しいケースはある
  • 組織を潰すのが最も簡単な解決策だが、それによる不利益が大きすぎる
  • 一般的に、問題行為の被害は寛恕できるものであるとみなされていることが多い
  • 過去に被害を受けた組織の構成員はそれを通過儀礼と捉えたり、必要悪と捉えたり、場合によっては肯定的に捉えたりすることがある ※客観的に被害であっても、当事者としては被害とは考えないことはよくあるし、法的な問題においては明らかに犯罪であっても当事者の合意があれば許されると考えることは多い
  • 過去の被害者が積極的に現在の被害行為を肯定することはよくある
  • 問題である、と思っていても「ちょっと我慢すれば」で、得られる利益が多い場合、「選択した」と自分を納得させることが多い ※これは特に競争率が高く、夢の仕事と目されるところでは起こりがち
  • 自分は我慢したが、今更その我慢を明かしたくないし、それで得られた利益を手放したら我慢損である
  • そもそも、世間の常識下でやっている業界じゃないだろと思っている
  • 直接的に加担していない人も「嫌ならやめればいいのに」くらいの話と考えている
  • だいたい、「そうである」ことなんて暗黙のルールでしょ(みんな知ってるのに来てるんじゃないの?)

おそらく一番穏当なのは、半ば不問に処すくらいの勢いで解散して別の組織にすること。一番正しいが多くが不幸になるのが徹底的に責任を追求すること。後者を求める人は結構いるし、誰かを犠牲にするような業界潰れてしまえってよく言われるけど、一方でそういうドラスティックな対応を行うことで自身には直接的に罪が無いような業界の関係者を犠牲にすることは問題ない、と割り切ってるのかどうかは気になる(救う相手を恣意的に選択しているように感じる)。救済が必要な人は個別に対応することにして、それ以外はちゃんと出直す、というのが現実的に早く解決にたどり着く道だと思うんだけどね(そして、それは絶対的には正しくないんだけど)。