novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

半グレ跳梁跋扈の末路

ルールは守るがモラルは守らないぜヒャッハー的な商売を行う人達が「悪いことだと思っていない」という話が話題になっているが、まあ実際にホリエモンなんかはルールのほうが悪いくらいの勢いで色々やっていたわけでね。
実際のところ、悪いと思っていないというよりは、悪いのカテゴリーが違うだけであって、騙しているとかの自覚はあると思うんだよね。

で、僕らの世代くらいだったらまあまあ記憶にあると思うけど、豊田商事になるわけですよ。むしろ、平成の豊田商事が出てこなかったのが不思議ですらある。身ぐるみ剥がれたに近いけど人生破滅まで行ってない、とかなのかな?あと、合法的なもので破滅した(例えば、FXとか)は恨みをぶつけづらいよね。

とまあ、結局の所人に恨みを買うことによる因果応報、というマイナス面はまあまあ軽視されていることが世の中を舐めている発言になるわけですね。本当はこういうのはルールの側をなんとかすべきなんだけど、「悪いことをできないようにするルール」っていうのは悪いことをするつもりがない人にとっても相当制約がかかるルールになりがちなので、簡単には作れなかったりするんだよねえ。

この手の負債は「足を洗う」程度では精算されない一方で、世間体とか子孫繁栄とかで縛りきれない現在の価値観においては末代まで祟るとか言われても俺が死んだらあとの事なんて知らね、という話ではあるので、地獄が顕現するような事態でもないといかんかな?

総じてある程度のモラルによる社会的抑圧、というのは個人の完全な自由に反していたとしても、社会を保つために(少なくとも今は)必要なところはあるよな、とは思ってしまうんだよね。