novtanの日常

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BLUE GIANTとジャズについて

なんかちらっとは書いた気がしなくはないけど、原作はずっと釈然としない思いをしながら読んでて、アメリカ行ってまた知名度リセットからはじめた時点で何を描きたいのかわからなくなって読んでない。主人公の魂が放浪者過ぎて辛い。

釈然としない理由はある程度明確で、「凄さ」の表現が「強く」「速く」によっていたのがいけない。何屋の音楽かわからないけどジャズと言っているからジャズなんだろう、という感じ。まあ漫画で音を描写するなんてのは無理難題で、既存の音があるからイメージができる(のだめとか)ことがでかいんだと思うけど、その部分はちょっと誤魔化しているなあという感じがしている。

当然、映画になると音を出さなければならないので、そこのところでこのマンガが見ているところの音楽がある程度はわかるとは思った。

結果として…うん…まあずいぶん中間においてきたな、という印象である。

音楽としてどうか、という話はさておき(正直悪くはないと思うが)、普段ジャズを聴いてない人が「これがジャズ」みたいなことを言っているのはやっぱりちょっと違和感はあるよね。別にジャズ警察をやるつもりは無いんだけど、スターウォーズを最高峰のハードSF(SFではない、とまでは言わない)だと言い張られたような空気感にはなってしまう。おそらく、ここを入り口にしてジャズを聴こうとした人の大半が、結局イメージ違うなって脱落していきそう。そうじゃなくてジャズに本当に興味を持ってくれたのであれば、ようこそジャズの世界へ、と言いたい。とはいえ、膨大な過去のストックのあるジャンル(それはまあどのジャンルもそうだけど)だから、何を聴いていいかわからないし、好みがめっちゃあるだろうし、あとはお好きにどうぞ、以外の何かを言いづらいものではあるけど。でも変拍子の曲を聞くのはもう少しあとでもいいよ。

僕はどちらかというとコンテンポラリー寄りの嗜好がある人間だけど、CDラックにはグレン・ミラーのBOXセットが鎮座している。そういうのがリスナーとしての敷居になっちゃいけないとは思うんだけど、逆にプレイヤーとしてはそういうところに貪欲にならないといけないと思う(ので、温故知新がない「独学」ジャズというのは意味がないと思っている)。

あとまあ一個言えるとしたら、感動の敷居を下げるのは良くない。