novtanの日常

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勘違いを勘違いと言えない「知的エリート()」の憂鬱

「自分の頭で考える」これすごい大事です。ただ、考え方や前提知識は学校で習ったことをベースに自分で勉強しなければ意味がありませんよね。世界最高級の頭脳を持っている人であっても、1+1=2という数式を簡単に書くことができることすら先人の知恵の積み重ねであるということには異論がないでしょう。

ともあれ、「自分の頭」と言うのは色々なインプットを元に作り上げられたものであって、完璧であるとか世界のすべての知識が収まったとかそういう話には到底なりません。

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時には勘違いを起こすこともあります。人間は不思議な頭脳を持っています。記憶なんて都合によって改ざんし放題な一方で、一見何の関係もない知識と知識の断片が思いもよらぬつながりを見せて何かを生み出したりもします。なので「完全な記憶」を売りにしている人でもなければ記憶違いなんてどうしても起きてしまうことで、大したことではないんですよね。

でも、「自分の頭」にこだわってしまうと、残念なコトになりますね。僕だって10年前の自分の頭を切り開いたらネトウヨ成分かなり高めだと思います。残念です。でも10年間で「他人の頭」からの知識や考え方をだいぶ吸収して一回り上の大人になったと思っています。

「知的エリート」であり続けるために必要なのは「自分の頭」に固執することではなく、常にあらたなる知識を取り入れ、考え方を「学び」、日々進化し続けていくことでありますが、知的エリート()さんたちは「過去習ったことを元に積み上げてきたそこまでの自分」が大事すぎてこういったことを見失ってしまうことがままあります。

今の歴史の教科書とかみたらびっくりするかもしれませんね。こんなのおかしいよってね。

「四十にして惑わず」ってのは考えが固着しちゃうことだよってならないようにしていきたいですね。

そんじゃーね。