novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

表層的な読解の話

およそ「書いてあることが読めてない」というのは書き手側の「本当に言いたいこと」と読み手側の「読み取りたいこと」が不一致な場合によく起こるんだけど、それだけじゃなくて、レトリカル部分で文字通り「書かれている」ことと「言いたいこと」がある程度分離している(つまり、あえて表層的にはそう書かれていないため、真に言いたいことは文意を深読みする必要がある)ような場合に書き手は「そんなこと書いてませんが」と言えるし、読みては「この部分はそういう意図で書いてるよね?」と言えてしまう。で、書き手の表面的な言い訳に対して同調する別の読み手ってのがまあ一番タチがわるいんだと思う(悪というわけではなくて、本来深まるべき議論に対して表現として書いてないことを持って打ち切ろうとするなら黙ってればいいのにって意味で)。

当然これは読み手側の読み違えってこともあると思うので、文章の解釈について議論を交わすことが解決への近道だと思うし、かつてのトラバの応酬ではそういったところに割と丁寧に時間を費やして応対していたと思うんだよね。

今はどうしてもブクマタワーとかになっちゃうのでアレなんだけど、読めてる読めてないってだけでアホだのバカだの言うのはおかしいというか、言語によるコミュニケーションなんてそんなに万能なものではないのだからエラー訂正をしながらやっていくべきなんじゃなかろうか。