そもそも日本の公文書の大半に国防上の理由とかそういうのは含まれていないだろうし、開示しない理由に誰かの利益を損ねるって書かれるのって端的に不誠実ですよね。公文書に公の利益と関係ない利益関係のことが書かれている時点で官公庁としてやっちゃいけないことをやっている証拠みたいなものじゃないですか。特定の誰かの不利益になる内容＝外に出さなければその人に利益がある＝利益供与なのでは？ってしか思えないよね。
黒塗りしなければ、そんな疑惑なんて払拭できるし、もし本当にやらかしているのを黒塗りしているのであれば、犯罪だよね。
日本には過去の犯罪の責任を子孫に取らせるという法律はないから、あとになって開示されても時効ってなっちゃうんだと思うけど、この手の話は黒塗り部分が開示されてからしか時効のカウントがされない、かつ、黒塗りの期間を20年くらいにして逃げ切りを許さないようにしとかないと結局なんでも黒塗りでOKってことになっちゃうよね。これが政治と行政の不誠実なわけだから、「黒塗りが当然」ってなっちゃったらまたしてもこれを是正する手段って暴力しかなくね？って思う人が出てきてしまうよねえ。知らんよもう。
