novtanの日常

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「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」についての雑文:ゲームシステム編

最近殺伐とした話ばかりなので、ゲームの話でも。とはいえ、殺伐とした話を書きそうですが…
以前、ガルパの話を書いたけど、ちょっと色々思う所あり続きが停滞中なので、気分を一新してプロセカの話を書きます。

「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」とは

SEGAが出しているスマホ音ゲーです。以上…じゃあ寂しいのでざっくりと言うと、いわゆるボカロ界隈の曲を中心とした音ゲーになっており(例外あり)、通常の音ゲーに比べてもボカロ色が強く、かつ、初音ミク以外のクリプトン社が展開するバーチャルシンガーを登場人物にしたストーリーを展開するのが特徴です。
スマホ音ゲーにありがちな(つまり、ガチャを引かせるためのギミックとしての)オリジナルキャラで構成されたユニットも多数あり、キャラを担当する声優も基本的には「歌えること」がメインの選定基準になっていると聞きます。

基本システム

オーソドックスな「上から降ってくるノート(音ゲーにおける音符)をタイミングよくタップしたり、ホールドしたり、フリックしたりしてその精度を競うゲーム」です。ノートにはMISS→BAD→GOOD→GREAT→PERFECTと判定があり、GREAT以上の判定を出せればコンボが繋がっていきます。つまり、一つの目標として「フルコンボ」を目指すゲーム性があります。その先に「オールパーフェクト」があり、すべての譜面のAP(オールパーフェクトの略。今後これで記載)を達成することが技を競う側としての楽しみ方の究極の目標になります。
それとは別に、曲を演奏することによって得られる「スコア」があります。これは純粋な技を競っているのではなく、スマホ音ゲーにありがちな(2回目)「キャラクター編成」によって得られるキャラの強さとそのスキルに依存するものになります。これがメインの課金要素につながるポイントです。つまり、APを出すという楽しみ方は課金が必要なく、(他の人より)スコアを出す楽しみ方については課金が必要ということですね。しかし、課金をしたとてプレイが下手だと最高スコアは出ません。最強プレイヤーは廃課金かつ廃プレイヤーレベルを持ち合わせていないといけないわけですね。

譜面の特性と問題

音ゲーの基本として「レーンに対して上からノートが降ってくる」というところはあまり他のゲームと変わりませんが、プロセカの最も特徴的なものとして「ノーツの幅が可変である」という部分があります。これがかなり幅があり、超細いノートからレーンを全部埋めるノートまでのバリエーションがとれます。そのせいで非常に見づらい譜面になることが多く、「認識難」と評されます。これの最大の問題は「横長ノートを思わず両手で押した結果、次のノートが巻き込みで判定されてBADを喰らう」という事象が頻発することにあります。また、一般的にノートのサイズが可変しないゲームにおいてはノートの配置というのは運指(どっちの手でどういう順番で叩くか)を誘導する形になっているのですが、可変するとどっちでも叩けるからどっちで叩くべきかぱっとわからない、という自体が生じます。これは初見プレイにおける最大の敵です。ただ、これは逆に運指に自由度があるということに繋がっているため、認識難の譜面は一度把握してしまえばそんなに難しくないじゃんってなることも多々ありますね。
もう一つの特徴が「変幻自在なスライド(ホールド)ノート」の存在です。上記の幅の自由度にも関連するんですが、高難易度の譜面になるとスライドノートで字を書いたり絵を書いたり色々し始めるんですよね。こういうの。

まあこれネタとしては面白いかもしれないけど…いる?
それはそれとして、ホールドノートは弓なりなものを多用していて、これがまあ取りこぼすんですよね。何がアレかって、ホールドノートの判定は実は一部にしかなくて、それ以外のところを通過している最中は指さえ離さなければ良いので、見た目通りではなく、ずっと動かさなければ通るけど見た目通り動かすとこぼしやすい、みたいな譜面が大量にあります。これも一種の認識難と言って良いと思いますけど、はっきり言ってつまんないよね。音に合わせて何かをやっているのにその何かが実は必要ありませんってのは音に合わせて何かをやる意味がないと個人的には思います。
その他細かい問題はありますが一旦割愛。

キャラとスキルとストーリー

課金要素はスコアを出すためにキャラを引くところ、と言いましたが、それ以外にも細々と課金要素があります。

キャラガチャ

これは言わずもがな。天井はあり。エグいけど。イベントのランキングの上位に入るためのポイントとして、「新規キャラを編成する」というのがあるので超ガチ勢だと毎回全キャラ引く必要があります(そんな人ほとんどおらんだろうけど)。問題は、キャラに引っ付いてくるサイドストーリーがあって、それを読むためにはキャラを引かなきゃならないってところですかね。なので、キャラ推しの人は死んでも引く必要がありますね。あざといですね。

衣装など

衣装もキャラについてくるものはありますが、個別に買えるもの(買わされるもの)もあったりします。

アイテム

通常無課金でプレイしているとキャラを育成したり衣装を作ったりするアイテムが決定的に不足します。キャラ引くために課金していてもそれだけだと満足に育成できません。ガチ勢だとそこにも課金が必要

スキル

スキルのレベル上げが地獄(課金的な意味で)です

まとめ

まあオーソドックスな「音ゲー」ですね。初音ミクのイベントと色々連動している感じもありますしボカロ好きなら…と言っても色々他にも問題があります。続きはストーリー編と楽曲編で…