赤い自転車のおかげでよく通りました。
スパイス食堂 サワキチ(築地)
そうそう、麻婆麺ってのはこれでいいんだよ。このジャンクな感じの味わいが罪深さを感じられて良い。罪のないラーメンなどタピオカの入ってないタピオカミルクティーみたいなものだ(謎のたとえ
からめんや えん(築地)
なんかこう、一見さんに辛い感じの応対なおばちゃんがとっつきにくかったが、ユッケジャンラーメンチックな雰囲気のラーメンで麺も冷麺っぽい謎のパキシコ感だったけど、これ宮崎の食い物らしいね。ちょっとビビって辛さ中間な感じにしちゃったけど、辛くしても良かったかな。牛すじご飯が美味しかった。反面麺の量は少なめ。替え玉すべきなのかな普通に。また自転車の季節になったら。
掃部介(八丁堀)
かもんのすけで変換できないGoogleIMEさん…
the普通の醤油ラーメン。不可のない味。近所だったら通うなという中毒性を感じる普通さなんだけど、近所じゃないので通えません。
麺や七彩(八丁堀)
いや、都立家政のお店はこうスピリチュアルな感じの何かが僕の行く手を拒んだわけですが。うん、まあ綺麗にまとまっている。問題はこのまとまりをこの行列と値段で何回も食べたいかという話。
秦唐記(八丁堀)
今年の僕の中での新しい発見はここ。テレビに出たせいで客足は良いみたいですが、ビャンビャン麺なる、漢字が難しいことで有名なラーメン?を出すお店ですね。これがまあ実に個性的。週替りばっか頼むのでレギュラーメニューの説明ができないんだけど、スパイス感溢れているスープはとても僕好みであります。そういう点でもいわゆる普通のラーメンではないんだけど(なお、世の中の麻婆麺もほぼ同じ印象があったりするけど)。まあこのびょろんびょろんという感じに口の中の気持ちいいところを攻撃してくる麺は罪ですね。ラーメンは罪。
西北拉麺(水天宮前)
はい、今年のマイベスト(これもラーメンと言ってよいのかわからんが)。蘭州ラーメンの流れをくんだお店でその場で伸ばしてササッと湯がいて冷めて台無しになる前に食う、というインスタントだけれども味わい深い麺とただ混ぜるだけでこんなんでよいのかと思われるタレでできた拌麺もよいし、薬膳感のすごい汁麺もよい。色んなバリエーションが開発されていて辛い鶏肉拌麺を一番食べた気がする。開店当初のトラブルも乗り越えて一年界隈の人気店やっているので大変良いと思います。
人形町 兎屋(人形町)
なにげにラーメン激戦区な人形町なんだけど、なんかこう、激戦というよりは落ち着きのある感じが凄くてどうもインパクトの足らないゾーンではある。そんな中で比較的明確なインパクトのあるお店は流行るよねえ。ただ、じゃあ他の都内のこの手のお店と比べてどうなの、ってなるとまあ普通だよね。普通は素晴らしいんだけど、界隈にいないと意味がないかもしれない。
日本橋 製麺庵 なな蓮(日本橋)
シンプルに美味しいってのはこと醤油ラーメンに限ってはノスタルジーフィルターを超えてなお新しいシンプルな美味しさを示すというのは大変難しく、結果としてとんでもない値段のラーメンに昇華してしまいがちな気がしなくもないんだけど、じゃあ新しさをそこまで追求しなければどうかというとそこは意外とうまくいったりするようだ。もっとも、繊細方向に倒れがちでインパクトは薄くなる。その点においては一口目の印象のバランスはとても良かった。通ったら変わりそうな気がするので今はそこまでにとどめておいている。